suefavorさん
(男性) 【慶應義塾大学】商学部 - 商学科 <2012年度卒業>
所属 |
ゼミ・研究室,サークル・学生団体 |
バイト経験 |
フード系 |
資格・語学 (留学経験) |
英検2級 |
就職活動では、「自己分析」「企業研究」「意欲の維持」の3点に特に困った。
「自己分析」に関してだが、私はやるべきだと思う。自分がやりたいことや大切にしている価値感を見つけて理解している学生はそこまで多くないと感じたため、自分自身を深く把握できていることは強みとなる。「内定をもらえればどこでもいい、何でもいい」などと言ってしまうような現実逃避学生にならないためにも、自分を知るという作業は大変で辛いが、その分見返りも大きいことを信じて取り組むこと推奨する。
「企業研究」については前述した通り、志望企業特有の性質を見つけるため他社比較などを常に行うようにしていた。「何をしたらいいか分からないから何もしない」という状況は好ましくないので、得た情報に対して自分の意見や考えを必ず付与して何かしている状況を作り出すことを推奨する。
「意欲の維持」は選考落ちが続くと切実な問題となった。気分転換が下手な人は何かしらの状況打破策を用意すべき。私の場合は、「最終的には前進する」という意識を持つことが支えとなった。
就職活動を「やってよかった」というのが最終的な感想です。社会に出る一歩手前の段階として、自分の頭で様々な物事を考えるという経験は、真剣に取り組めば取り組むほど自分の血肉となると思います。実のところ、私自身就職活動が嫌で嫌で仕方ないという状態から始まり、「ま、有名大学入ったしどこかしら内定もらえるだろ」と思っていた時期もあったのですが、ESさえ通らない現実や、グループワークで落とされる経験などを通じてこの甘い考えを正し、自分を見つめるようになりました。「失敗しても腐らず、最終的には前進する」。この考えは就職活動を通じて私の心の支えとなったので参考までに紹介しておきました。
あまり偉そうなことは言いたくないのですが、後輩へのアドバイスとして、あくまでも私見という立場でひとつだけ述べさせて頂きます。それは「自分の頭で考え抜け」ということ。身の周りには内定を量産したサークル・ゼミの先輩や、OB・OGの方々もいるかもしれません。彼らの話を聞くと「志望理由はこういうことを言うといい」、「内定獲得にはこれでばっちり」と言ったようなことを言う人もいるかもしれません。しかし、それは「その人」にとっての最適解であって、自分にとっては全く関係ない次元くらいに思ってもいい意見だということを自覚しておくべきだと思います。深く考えもせずに他人が言っていたことを鵜呑みにした時点で思考は死んでしまいます。当然のことですが、各人がそれぞれ異なる価値観を持っており、そのお互いの価値観が完全に一致するいうことは起こり得ません。自分独自の経験や価値観に基づき、これまでの人生そのものを企業にぶつけるつもりで自分の頭で考え抜くことをお勧めします。そうすれば先輩達のアドバイスもより有意義なものとして利用することができますし、考え抜いた先には成長した自分がいるはずです。
以上となりますが、後輩の皆さんの就職活動が充実したものとなることを応援しています。頑張ってね!
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- インターンシップ経験
経験なし
- エントリー数
45社
- 説明会参加回数
48社
- 選考を受けた企業数
41社
- 内々定数
3社
株式会社竹中工務店
就活生が不安に思う内容への解決策!
- 選考結果
- 内定
- ES(エントリーシート)
- 事前提出
- ES特記事項
- 希望職種、ゼミの研究テーマと内容、感動した出来事、今までの成功体験とその成功要因、当社で達成したい夢や自身の未来像
1次選考
2011-03-23
集団面接
面接官6人、学生2人での集団面接。自己PR、建設業界とその中でも竹中工務店を志望した理由、変な質問に対しての切り返し(例:「あなたにとって最良の建物とはどんな建物ですか?」)
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2次選考
2011-04-01
個人面接
面接官4人との個人面接。ESに沿った質問、なぜ斜陽産業とも捉えられる建設業を志望するのか、1つの事をじっくりとやる方が好きか、複数の事を同時並行的にこなす方が好きか、理由も含めて。
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3次選考
2011-04-11
個人面接
面接官4人との個人面接。ゼミでの研究テーマ、竹中工務店が手がけた作品で好きな作品を2つ挙げよ、内定が出たら他の企業の選考は受けないか
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選考の感想及び後輩へのアドバイス
ゼネコン業界は他業界と比べると差別化が顕著ではないため、「なぜ建設業の中でもうちなのか?」という点についてはかなり問われたと感じた。そのため、可能な限り他社の情報にもアンテナを張り、常に比較をする中で「その企業特有の性質」を見つけ出し、自分の志望理由と関連づける必要があると思う。また、ゼネコンバブルがはじけた昨今においては「斜陽産業」として扱われても仕方がないほど低迷中の業界に「敢えて挑む理由・覚悟」というものを十分に示せるように準備することは不可欠。
しかしながら、ゼネコン志望者ならば必ず持っているであろう「建物への想い」というものは面接官に必ず伝わるので、自分の持つ想いを大切にしながら挑戦してほしいと思います。
技術的な優劣はほとんどないと言われる5大ゼネコンであっても、企業風土や雰囲気は各社驚くほど異なるので、自身に合った企業を見つけられるよう努力してください。GoodLuck!!
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