レオーネさん
(男性) 【慶應義塾大学大学院】理工学研究科 - 基礎理工学専攻 <2015年度卒業>
所属 |
ゼミ・研究室 |
バイト経験 |
フード系 |
資格・語学 (留学経験) |
TOEFLiBT106点、日本語能力試験N1合格留学経験あり |
数点あるのですが、まず私は志望業界を絞り込んでいたため、エントリーが割と偏重してしまいました。一応説明会等に参加していた時には業界にこだわったりせずに多くの企業の話を聴くように心がけていましたが、それでも実際には偏っていたらしく、いざ就職活動が本格化するというときになって周囲と比べてエントリー数が稼げないという事態に陥り、焦りを覚えました。しかし、そのような状況でもただ周囲から焦りだけを感じるのではなく、情報共有・交換を通じて全く知らない業界についての状況等について見識を深められ、エントリーを行うなどしていました。次に、企業研究と比べたときに自己分析は大変難しいものなのだと実感しました。自分は入社したとしてどうう貢献していけるのか、自分は一体何者なのかということを腰を据えて考えようとすると、どうしても内容を深く発展させることが大変でした。これについては周囲と話すこともそうですが、やはり自分と向き合う時間を多くとって、徹底的に詰めの作業に徹するしかないと思いました。
就職活動を行う中で、重要な注意点や企業の売りを含めて、切って張ったようなありふれた回答が蔓延しています。しかしその中でもすべてをシャットアウトしてしまってはいけません。ごく陳腐な表現の中でも自分には感じられる”生きた”言葉というものにめぐり会える瞬間がきっと訪れると思います。なので、それを絶対に逃さないよう注意することを覚えておいてほしいと思います。私自身も就職活動を初めて大分立つころには就職活動に王道はないだとか、わが社は風通しが良くて明るい職場が売りですだとか、気が狂いそうになるくらい同じ文句を聞き続けました。そうした状況において、毎度代り映えのしない質問をする学生についても嫌に思ってはいましたが、たまたま興味をもっていた企業が出展している合同説明会において”生きた”言葉を見つけることができました。そして、それを第一志望として軸に据え、就職活動を進めていくことができました。これを読んでいる人が就活のどのタイミングに差し掛かっているのかはわかりませんが、軸を見つけた人もそうでない人もこれまで書いてきたことを参考にして、そして面接においては不用意な嘘を口走らないことを勧めたいと思います。内定を中々とれずにいると不安感や形容しがたい焦りに襲われることもあるかとは思いますが、無理して獲得した内定は後々自分自身を困らせることになります。私の知人にも複数社から内定をもらった人がいましたが、その人は軸や将来像を定めないまま、企業に合わせる形で選考を受けて続けていました。その人は最終的な決断を迫られたときに心底困っているようでした。私としてはそんな状態で自分のためになる最良の選択を下せるとは到底考えられないので、決してオススメしません。最後になりますが、モチベーションを保ち続けて数か月間の就活を頑張りきることはかなり大変です。しかし、これは自分の将来のとても大切なスタート地点を決定する作業になるので、等身大でぶつかっていってもらえるといいと思います。皆さんより一歩早くその体験をしたひとりとして、皆さんが満足のいく就職活動を送れることを心より願っています。
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- インターンシップ経験
帝人(帝人ファーマ)
- エントリー数
34社
- 説明会参加回数
42社
- 選考を受けた企業数
19社
- 内々定数
3社
日立アロカメディカル株式会社
聞きあきた言葉の中にある、生きた言葉を聞き逃すな
- 選考結果
- 内定
- ES(エントリーシート)
- 事前提出
- ES特記事項
- 説明会にて配布されるA3用紙のエントリーシートを後日郵送する。参加しなければエントリーシートは入手できないので注意。
3次選考
2014-03-08
個人面接
志望理由、自己PR、大学において周りの人からどのような評価をされているか、等特に変わった項目はない。明るく話すことができているかを重要視されていると感じた。面接者2人、学生1人
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4次選考
2014-04-01
GD(グループディスカッション)
英語の筆記試験を受けたのち、7人編成のチームごとに分かれ(合計4チーム)、グループディスカッション。
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5次選考
2014-04-11
個人面接
人事部長や技術系のトップなど役員7人と行う。学生は1人の個人面接形式。
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選考の感想及び後輩へのアドバイス
前に記載したとおりだが、業種や研究内容のみならず、人柄等の要素から自分との相性の良さを感じられたためにこちらの企業を第一志望に据えることとなりました。人事・技術の社員さんを問わず皆さん非常に気さくでどんな質問に対しても真摯お相手してくださる印象があります。自分の能力を相手に伝えられる能力も大切ですが、それ以上に入社に対する熱意があるか、それをどれだけ選考の際に訴えられるかが特に大事になってくると思いました。また、些細な事柄も、面接後に人事の方と頻繁に連絡を取りあっていたことも振り返ってみるといい影響があったのではないかと思います。これは皆が行っていたことでもなく、あくまで私が個人的にやっていただけのことなので、義務だとは思わないでください。
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