1. 絶対内定 2017-06-07 19:56:02
6月1日。面接解禁で大学4年生向け就職活動のデッドヒート感が頂点に達するはずのこの日、就職ナビをにぎわせたのは、「インターンシップ」だった。
「就業体験」を意味するインターンシップは、今なら大学3年生を中心とした2019年卒の学生が、おそらく初めて企業と本格的に接触する就活イベントなのである。
■インターンシップが実質的な就活のスタート
「リクナビ」「マイナビ」をはじめ、各社の就活ナビのトップページには、2019年卒生に向けたインターンシップの情報画面が登場した。2018年卒のページにはまだまだ本採用の募集情報が出ているが、夏のインターンシップに向けてすでに動き出している。
いまや実質的な就活スタートはインターンシップだ。小社でも、今年から『就職四季報』シリーズとして、「企業研究・インターンシップ版」を刊行した。就活生をこの時期から通年でサポートする体制を強化したところである。同書は主要880社のインターンシップの中身を一望できることを特長としている。
就職ナビにインターンシップ情報を掲載する企業は、前年比で約6割増えているという。インターンシップ情報があふれる中、自分がどのような就業体験をしたいのか、どんな会社で就業体験をしたいのか、明瞭なイメージを描いている人がどれほどいるだろうか。
「とりあえず応募する」と考えるのもあり。ただし、本来的な意味からも、インターンシップは自らの仕事経験値を大きく向上させるいい機会だ。特に、時間のある夏のインターンシップを自らの就業力アップに結びつけるという意識を持つだけでも、とりあえず憧れの企業にエントリーするだけの多くの就活生に対し、大きな差をつけることができる。
そして、どれも同じように見えるインターンシップを類型化し、プログラム内容を並べてみることで、求める人材や会社の強化分野が浮かび上がってくる。今回、『就職四季報 企業研究・インターンシップ版』掲載企業の中から、インターンシップの種類と、企業側がどんな採用戦略をもって開催しているのか、その一例を紹介していきたい。
インターンシップの内容は大きく、会社説明会型、プロジェクト型、仕事体験型の3種類に分けることができる。
「会社説明会型」は文字どおり、大人数の学生を前に、先輩社員が会社や業界の魅力を語る、座学を中心とした説明会だ。インターンシップの概要に「説明会」や「セミナー」とハッキリ書いてあるものもあるし、「業界を知る」「仕事を学ぶ」という表現で、1日など短期の実施期間であれば、まずこのタイプだと見てよい。・・・(続きは下記出典元より)
出典元:東洋経済ONLINE
URL:http://toyokeizai.net/articles/-/175037
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