ビギンさん
(男性) 【慶應義塾大学】環境情報学部 - 環境情報学科 <2011年度卒業>
所属 |
ゼミ・研究室,サークル・学生団体 |
バイト経験 |
ナイトワーク系 |
資格・語学 (留学経験) |
TOEIC850点、基本情報技術者、初級システムアドミニストレータ |
一番困ったのは、「弊社は第一志望ですか」という質問への答えだった。「いいえ」と答えてしまっては、たとえ第一志望以外の会社であっても非常に失礼である。しかし、嘘をつくのもいかがなものかと悩んだ。そこで苦肉の策として、心の中だけで「現状」を付け加え、「(現状)第一志望です」と返事をすることにした。当然その企業を受けている人はそこに行きたいと考え、面接中に最優先するのはその企業のことであり、嘘ではないと納得した。
夏期インターンシップも含めれば、就職について1年近く考えていたため、とても長かった。同じ業界を志望している友人と情報交換をしたり、談笑して気分を上向けたりすることで乗り切れたと思っている。自分がその会社に行きたくても、その会社から求められる仕事ができないのであれば採用されない、というのはよく言われていることだ。その会社が今後どうしていきたいのか、そのために自分に何ができるか、そしてそれは自分のやりたいことかどうかを考えてみてほしい。自己分析や企業研究には、上記の問いへの答えを探すために取り組んだ。社会に出て自分が何をしたいのかを、闇雲にいろいろ始める前に明確にしておくことが、とても役に立った。最後に、女性技術者を目指す人へ。就活の中で感じたわけではなく私自身の考えであるが、男女平等とはいえ、企業には女性を採用するデメリットが依然存在すると思う。女性は男性よりも体力がない場合が多く、仕事で活躍しやすい時期に出産や子育てで働ける時間が限られる、という点だけを見れば男性に劣っている。だからこそ、それを補って余りあるメリットを提示する必要があるのではないかと思う。世の半分を占める女性に向けた商品は、女性が作った方が的を射やすいだろうし、男性と違う視点から物を見ることができるというメリットもある。技術者としては男性相手に戦うことが圧倒的に多いので、自分の有利な点・不利な点を把握していくことが、「自分の需要」を掘り起こすヒントになると思う。以上である。就活での健闘を祈る。
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- インターンシップ経験
新日鉄ソリューションズ、本田技術研究所
- エントリー数
33社
- 説明会参加回数
12社
- 選考を受けた企業数
13社
- 内々定数
0社
任天堂株式会社
人を楽しませる仕事に就くべき人物とは
- 選考結果
- 内定
- ES(エントリーシート)
- 事前提出
- ES特記事項
- 自分がどのような人なのか、とても深く聞かれる。志望理由の欄よりも、これまで何を考え行動してきたのかを書く欄の方が大きい。自分の経験の中から、ものづくりを仕事にしたいということにつながるものを選び出して書くといいと思う。
3次選考
2010-04-22
個人面接
場所は都内で、2度目の筆記試験と同じ日に行われた。面接では、事前に受けた筆記試験の手応えや、研究内容の他、ESに記載した力を入れて取り組んだことの詳しい内容など、代わる代わる質問された。雰囲気はとても和やかだった。【面接者】2人【学生】1人
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4次選考
2010-05-04
個人面接
京都にある本社で行われた。面接の前に、入社への意欲を書くA4の用紙と口頭テスト用の問題文を渡された。面接は2名の技術者が中心に行い、1次と同じくESに基づいた質問や、プログラムをどれくらい書けるかなどの質問をされた。面接の一番最後に、人事の方から口頭テストが出題された。【面接者】3人【学生】1人
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5次選考
2010-05-12
個人面接
最終となる3次面接も京都本社で行われた。まず初めに入社への意気込みを確認する質問を、少し厳しそうな人事部長から質問された。その後は、志望理由を思う存分語るよう言われたり、ESの内容、一人暮らしでも問題無いか、内々定が出たら他社選考を辞退するかなどの確認をされたりした。【面接者】3人【学生】1人
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選考の感想及び後輩へのアドバイス
重視されているのは、会社でしっかり働いていけそうな人物かどうかだと思う。つまり、働いている姿が想像できて、何を目標に頑張っていくのかがはっきりと話せなければいけないということである。この会社でやりたいことを挙げ、「今までにこういった経験をした自分だからこそできると思う」と話すことが大切だと感じた。筆記試験は毎年内容が随分と変わるようだが、結局はどの年も論理的思考能力が問われているのだと思う。専門試験(情報)はC言語でのプログラミングで、ファイルの読み書きや再帰関数などだった。ゲームが好きかどうかは問われないが、必要なのは人を楽しませることが好きであることだと感じた。
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